真聖建設 宇都宮です。
私の母が4月にできる予定だった野菜が最近でき始めてしまってて、どうしよう…と焦っておりました。
また花粉も飛んできているので私は絶賛花粉症を発症しております。去年より悪化しております。
植物も春と間違えてしまうほど今年は暖かいみたいです。
さて早速ですが、今回は土木部門のお仕事第6回目です。
石積について…なのですが、こちらを見るとどのようなものか想像しやすいかもしれません。
河川などでこういった石の壁が見られると思います。
こういった石が敷き詰める作業のことを石積み・石張りといいます。
何故今回石積みと石張りとなっているか…
それは、現場の傾斜が急なところなのか、緩やかなところなのかで名称が変わってきます。
急なところは石積み
緩やかなところば石張り となっています。
作業手順をきちんとしないと川の氾濫や地震、経年で崩れてしまうこともあります。
その為には石を積む前の、土の中の水の流れをよくし、石積み・石張りを固定してくれる栗石が必要になってきます。
どこにでもありそうな小石。この栗石建築や土木の基礎の地固めに使われています。
その上にコンクリートを流しこみ、その上に石を積んでいくようになります。
その際に土の中の水を外に出すための水抜きパイプも施工していきます。
コンクリートを使って石を積んでいくのが最近工事した河川では多いですが、
昔からある河川の中にはコンクリートを使わず石だけで積んでいっているのもあります。
そのことを空積みといいます。
お城の石垣も何百年も地震や天候などによって崩れずに残っているものもありますね。
昔の人の技術と考えはすごいと改めて感じます。
また、石の積み方も種類があります。
丸みをおびた石を使った谷積み
大小二つの面をもった日本独特の四角錐形の石材を
上記のように使用した布積み
私たちの生活の中に溶け込んでいる石積み・石張りの工事は、簡単に崩れないように作業員が綿密に計画を立てて、丁寧な作業が欠かせません。
弊社土木作業員も日々迅速で丁寧な作業を心掛けております。